一目ぼれして買ったヒョウ柄ファーコート

今から2年ほどまえの28歳の頃、表参道にある古着屋さんで衝動買いをしてしまいました。
とはいえ、衝動買い自体はまったく珍しいことではなく、いままでもたびたびやってしまっていたのですが、今回はさすがに行動を見直そうと思いました。
冬のある日、まだ日中の早い時間に空いている表参道を歩いていた時、古着屋さんの外にディスプレイされているヒョウ柄ファーコートに目が留まりました。
実は、その前の年からファーコートを探していて、いいのないかな、と思っており、ついに似合うものに出会えずじまいだったのです。
今回も、あまり期待はせず、きっと似合わないだろうと思いながら見つめていたのですが、時間もあったし値段も1万数千円と十分に買える値段だったため、試着してみることにしました。
フェイクファーで軽く、そのわりに肌触りはすべすべで、あのナイロンの毛の貼りつく感じがなく、まあまあいいんじゃん?と思いました。
古着の割にはきれいだし、古着特有のにおいもないし、近々出かけるライブにも着ていったらかっこいいかもしれない、と期待が膨らみました。
丈感やシルエットはちょっとイメージと違ったものの、合わせる服を変えればいけると思いました。
そして勢いで購入。
店員さんも感じよくて、マフラーをほめてくださり、買ってよかったと思いました。
しかし、なんだか買ったそばから後悔の念がうっすらと押し寄せてきました。
これ、必要だったっけ?と。
結局そのコートは、厚みのわりに暖かくなく、中に着る服を買えても好みのテイストにならず、1度近所を着て歩き、その後1度代官山蔦屋に着ていき、以降出番がありませんでした。
ヒョウ柄って、変に目立つし、襟にボリュームがあって髪もアップにしないとすっきりしないし、色味も私に似合ってなかった。
本当に何で買ったのかわかりません。
結局メルカリで数千円で売りました。
衝動買いって、やっぱりそのモノが欲しいというよりは、何か買い物がしたいときに起こる気がします。
買ったら何か変わるというか、頭がすっきりするというか、これを買うことで、ちょっと違った生活が得られるかも、という期待もあって買ってしまうんです。
でも自分でも、気ない服をため込んでいく暮らしが本当に嫌になりますよね。
そこで、私はまめに服を売ることにしました。
家の近くにある、どんな古着でも買ってくれるお店があるので、ちょっとお金に困ると売りに行くという生活を送ってみました。
売れども売れどもクローゼットが片付かなくて笑えるのですが、お金がない、となるとちょっと迷うブランド服でも思い切って売りに行けるんですよね。
そしたら、これ高かったけど数回しか着なかったな、という服や、これ全然似合わないな、という服をバンバン売りに行けます。
すると、次に買い物するときも、これも売ることになるかも・・・と思いブレーキがかかります。
衝動買いをしてしまう人は、一度、服を売りに行く習慣を付けるのがおすすめです。